亜矢子は夫重隆との愛なき結婚にすっかりつかれ果てていた。外国に赴任している夫の留守を、視力を失った母堂總子と暮らしていた。そうした美貌の人妻亜矢子に、新進のカメラマン奈津井は憧れを持っていた。だが、彼女のすすめるままに千佳子と簡単な見合結婚をしてしまった。千佳子は亜矢子の夫重隆に誘惑されて、短かい愛の交渉をもった暗い過去があった。この結婚にはこういった暗い影があった。亜矢子は、夫の留守中に知り合った大新聞の事業部の次長久世が、心のよりどころとなりそれが愛にかわっていた。久世は、画期的な企画に敏腕をふるって業界にその名を知られていたし、若い芸術家達に絶大な信頼があった。しかし、彼もまた亜矢子と同じように、愛なき結婚で結ばれた名前だけの妻と別居した生活を送っていた。そんなところへ、重隆が突然帰国してきた。この帰国は複雑な人間関係に大きな波紋を投げかけた。...
戦争によって引き裂かれ、地球という名の荒野に生きなければならなかった父と娘を描く。「火曜サスペンス劇場」第1作。提供・浅田飴、大塚製薬、キリン・シーグラム、小林製薬、蛇の目ミシン、ネッスル日本、パロマ、ブルボンほか。
キー局 NTV
放送曜日 火
放送期間 1981/09/29~1981/09/29
放送時間 21:02-22:54
放送回数 1 回
連続/単発 単発
番組名 火曜サスペンス劇場
主な脚本 石松 愛弘
主な演出 恩地日出夫
原作 松本 清張
局系列 NNN
音楽 (音楽協力・日本テレビ音楽)
主題歌 (テーマ曲・岩崎 宏美「聖母たちのララバイ(マドンナたちのララバイ)」(作詞・山川 啓介、作曲・木森 敏之))