日本の代表的歌舞伎作家・近松門左衛門の名作をもとに、悲恋の物語を描いた時代劇大作。
たった一夜のなれそめから、互いに心魅かれる浪華飛脚問屋の若旦那・亀屋忠兵衛と、槌屋の遊女・梅川。金に買われる女と知りつつも、恋に命を賭けた男の限りない愛を情熱的に描写する本作品は、忠兵衛役に中村錦之助、遊女・梅川役に有馬稲子が体当たりの演技で挑むほか、近松門左衛門に片岡千恵藏が扮するなど、豪華キャストが勢揃い。“大菩薩峠”の巨匠・内田吐夢監督が描破した感動巨編。
慶長五年九月、関ヶ原の合戦で西軍豊臣方は惨敗に終った。作州宮本生れの郷士の伜、新免武蔵と本位田又八は野望を抱いて西軍に加わったが傷ついて、もぐさ家のお甲とその養女朱実に救われた。この母娘は戦場荒しを稼業とする盗賊だった。ある日、お甲の家を野武士辻風典馬の一隊が襲った。武蔵は典馬を殴殺し、又八は手下を追いちらした。そんな二人にお甲の誘惑の手がのびた。又八は許嫁お通を忘れお甲とともに姿を消した。宮本村に向った武蔵に、豊臣方残党詮議が厳しく、武蔵は人殺しを重ねつつ、故郷に向かった。武蔵召捕りのため姫路役人青木丹左衛門が村の七宝寺を本陣として采配を振っていた。その頃、お通のもとに又八からの縁切状が届いた。又八の母お杉婆と権六叔父は、又八の出奔を武蔵のせいにして武蔵を恨んでいた。七宝寺には沢庵坊主が居候していた。農繁期の盛りに百姓達は武蔵召捕りのためにかりださ...
英文学者沼波敬吉は、昭和十三年大連で妻須賀子と結ばれた。須賀子は貞淑な妻だった。敬吉は倖せに酔い、須賀子を相手に文学論をぶち、芸術を語った。敬吉にはそれが得意でもあったのだ。だが、須賀子はそんな話には無頓着であった。それを知ってからの敬吉は、自分の学問への理解と励ましを妻に求めるのをやめた。そして、醒めたもう一つの眼で妻を見るようになった。結婚して五年程たったある日、友人の小説家田所が大連の敬吉を訪れたとき、須賀子が田所を誘惑しようとしたのを見て、敬吉は妻の肉体の深い淵にもう一人の女の影が生きていることを知った。終戦の混乱で、大連の日本人の生活は苦しかった。須賀子も社宅で小料理屋を始めた。客の中には須賀子めあてに来る人も多かった。的場、瀬川もそんな客であった。潔癖な敬吉は以来、須賀子を抱くことを拒絶した。昭和二十二年金沢に帰国した二人は、須賀子が小料...
商家の三人姉妹、長女は大奥で若年寄、浅岡・淡島千景、将軍、家斉・田村高廣の寵愛を受ける部屋子のお阿紀・佐久間良子は次女。
浅岡は、何かにつけて高ビーな、京都の公家から輿入れした正室の萩乃・桜町弘子、松島局・三益愛子、藤尾局・木暮実千代らと激しく対立していた。
町人の暮しに憧れる上様を祭りの夜にお忍びで外出させた浅岡は、お阿紀とともに大奥で異例の出世を遂げる。面白くない萩乃は事の真相を糾そうと、部屋子の飛鳥井・宮園純子を証人にして浅岡を追いつめる作戦。
姉二人の止めるのも聞かず「あたしも綺麗なお着物が着てみたいのー!(馬鹿)」という頭カラッポな末妹、お町・大原麗子が松島局の力で大奥へ。上様とお阿紀が無断で城外へ出かけた証人に利用されそうになったお町は、証言拒否。
おかげで飛鳥井は、浅岡らに役者・中村紅雀との不義密通をでっち上げられて拷問された末に発狂し...
旗本深谷新左衛門は、鍼医安川宗順から、高利の金を借りた。だが、その返済を迫られると宗順を斬殺してしまった。深谷家に異変が起ったのは、その翌春からである。新左衛門は、妻とよが宗順の悪夢に憑かれ床につくと、女中おくまを雇った。おくまは、新左衛門と関係ができると奥方然と振舞い、やがて新左衛門の長男新一郎にまで、誘惑の手をのばした。新一郎はこれを苦に出奔。とよの病状は悪化した。新左衛門は病妻のために按摩を呼んだが、その顔は宗順にそっくりだった。それから間もなく、とよの悲鳴で駈けつけた新左衛門は、按摩に斬りかかった。だが、凄まじい形相を残して死んだのは、とよだった。やがて新左衛門が狂死し、深谷家は改易となった。それから数年。質屋下総屋に居候の身となった新一郎は、そこの奉公人はなの誘惑に身を任せ情交を結んだ。その最中、はなは呻き声をあげて、世を去った。彼女こそ、...
新人歌手冲晴美(冈田奈奈)在社长伊势省吾(待田京介)的包装下一炮走红,对她格外关怀的社长还送给她一所新公寓,就在两人庆祝的当晚,社长老婆友子(西尾三枝子)尾随而至,打斗之间晴美失手刺死友子。窥伺着妻子的大笔遗产,社长威胁晴美协助他把友子伪装成海边自杀的模样,随后以此为掩护犯下多宗罪案。侦探明智小五郎(天知茂)在调查中敏锐发觉到晴美内心的痛苦和不安,以此为线索将社长的真实面目大白于天下。
A great example of this series at its best.