A woman and her daughter are in love with the same man, a chef at the restaurant that the mother manages. He is slightly crippled from frostbite in his years in Siberian labor camps and considers himself “already dead.”
東海道上り特急列車の二等車に一隅、重役タイプの男の傍に美しい女が乗っている。彼女のナイロンの靴下につつまれた足が、汽車の震動で重役のズボンにさわる。食堂車で、作家が新聞記者相手に古来女の盗賊は美女にあらずと説いていると、傍に聞いていた青年刑事は抗議を申込んだ。彼はこの列車に美しい女掏摸が乗込んだのを大阪からつけて来ているのであった。折から例の二等車の重役が盗難にかかったとさわぎ出す。青年刑事はてっきり傍にいた美しい女掏摸の仕わざだとにらんで、彼女のあとを追って汽車をとびおりる。女掏摸は戦時中スパイの嫌疑で自殺した父の法要を営なうと弟分を連れて下田へ向かう途中であった。ところが、刑事の見込みちがいで、彼女のほうこそ老婆の掏摸から三万円の路金を掏られていることに気がついた。そこで熱海の宿では泊り合せた例の作家から、色仕掛で五万円せしめ、船で下田へ向かった...
三流どこの補習学校教師野呂は、税務署吏員金森風吉の家に間借りしている。独身者だ。久かたぶりに銀座へ出て目をまわし、トラックに轢かれそこなった。当分右腕が利かず、学生泡田に代って黒板に字をかいてもらうが、かき賃一時間百円也を請求され、びっくりする。学校経営者の土建屋から夜間担任に格下げされ、無体な時間外勤務を強いられても文句ひとついえぬ野呂が、心ひそかに想うのは金森の娘--銀行事務員のカン子であった。カン子は無類のガンコ娘で、同僚とはりあい恋人とはりあい、張りのない野呂なんか念頭にもない。野呂と金森は散歩中、戦記物で売りだし今は時めく代議士の五津元大佐に会釈された、というので大感激、警官の甲賀をまじえ外食券食堂で五津礼讃の一くさりをはじめる。途中から一枚加わった学生泡田と甲賀が、話のはしばしに互いの身分を知り、掴みあいとなる。つられて食堂中が大格闘、野...
李香兰从影20周年纪念作品。
岡本喜八監督によるハチャメチャミュージカル喜劇の傑作。なんといってもこの作品の見所は狂言舞台の如き監獄の中での伊藤雄之助と砂塚秀夫の立ち回りに始まる種々雑多、ありとあらゆる音楽を使いまくる佐藤勝のサントラに尽きるであろう。ストーリーは獄中のヤクザの親分(伊藤雄之助)と爆弾の犯人(砂塚秀夫)が出所するところから始まる。出所したもののどうも勝手が違う、組に帰ればすっかり企業化しており違う社長までいる始末、自分の居場所も無く、やけくそになった伊藤雄之助と砂塚秀夫が「ボールペン爆弾」で社長を木っ端微塵に企てるという支離滅裂な話である。しかも全編ミュージカル調のノリで進められ見ているものはどこまで本気なのかよくわからないという問題作である。
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昔気質のヤクザ組長・大名大作(伊藤雄之助)が3...