時は1561年、上杉との熾烈を極めた戦いで、武田勢は軍師・山本勘助や信玄の弟・信繁など、錚々たる武将を失っていた。平生、<歩き巫女>として世を忍ぶ望月千代女(浅野えみ)もまた甲賀出身のくノ一で、愛する夫・望月盛時を失い、失意のなかにいた――。太平の世を願う千代女…強い心で生きる彼女は女を捨て、信玄のためならばその裸体さえも惜しまなかった。
そんなある日、千代女一行は賊に強姦されていた旅芸人の少女・かすみ(さくらゆら)を助ける。身寄りのないかすみは、千代女たちが信玄に仕えているという話しを聞くや、一緒に連れて行って欲しい、と懇願する。
死ぬか生きるかの世、千代女は彼女をくノ一として育てることにするのであった。逆境にもめげず、忍びとしても成長していった、かすみ。やがて、千代女を姉のように慕うようになる。千代女もまた、そんな健気なかすみに心を許していくのだ...
「路地裏のコッペリウス」「フェルメールの憂鬱」といった作品を手がけてきた、かわさきひろゆき監督による忍者アクション。明智光秀がなぜ織田信長を討ったのかという歴史のミステリーを題材に、戦国の世を暗躍しながら生きるくノ一たちの姿を描く。武田信玄の命によって望月千代女に育てられたアズサら8人の女忍たち。信長の勢力拡大に危機感を抱いた千代女は、信長の密命で足利義昭への親書を渡そうとしていた光秀の暗殺をアズサらに命じる。しかし、アズサはその命令に背き、光秀に襲撃があることを事前に告げる。アズサの裏切りを知った千代女はアズサの過去を調べ上げ、アズサの父親が信長に全滅させられた石山本願寺の鉄砲衆の頭だったことを突き止める。
黒魔術の呪いと戦う姉妹を描いたオカルトホラー。“ホワイトウィザード~白の魔術師~”と呼ばれる洋子ときららの活躍を描く。エピソード1「ロータスの剣」、エピソード2「呪いのかまいたち」、エピソード0「ビギニング」の3話形式で描くオムニバス。