坂本九のヒット曲「上を向いて歩こう」を映画化した作品。東京オリンピック前、高度成長に沸き立つニッポンで懸命に生きる若者たちの姿を描く。坂本九、浜田光夫、高橋英樹、吉永小百合ほか出演。
観音さまの境内をユキは歩いていた。彼女は好色な清水社長のもとへ行くべきなのを逃げて来たのだ。間もなく、彼女を追って来た柳橋一家の男達に見つかったが、吉野のチンピラ、三郎達に救われた。が、仲間の十二階、ちょうちん、ぽっぽといった連中は彼女をこっそり“イタダいた”うえ売りとばすつもりだった。数時間後、三郎達は柳橋一家に追われストリップ劇場へ逃げ込んだ。と、そこで小学校同級生の九太とバッタリ会った。訳を聞いた彼は協力を約束した。が、九太がユキにやさしくするので、三郎は嫉妬し学生達に喧嘩を売った。そんな彼に加勢したのはボクシング練習帰りの英二だった。その英二は柳橋で芸者屋をしているきくを訪れた。以前英二はこの家で娘トモコと働いていたが、きくの仕打ちを怒り飛び出したのだ。英二はきくからユキの一件を聞くと怒って去った。翌日、九太はユキを自分の鳩小屋の中へかくした...
横浜の舞台芸人・源九太郎(坂本九)はガンを告知され、生きる希望を失う。自殺を試みるがどうしても死に切れず、ポンさん(谷幹一)に殺し屋(佐山俊二)を依頼する。
テッドは親もなければ住む家もないという貧しい少年である。
「ガリバー旅行記」を上映中の映画館にもぐりこんで只見を楽しんでいると、係員に見つかって放り出されてしまった。
いくあてもないまま、知り合ったばかりのネジ人形の大佐、野良犬のマックと一緒に、時間外で誰もいない遊園地に出 かけた。 動かないメリーゴーランドに乗ったりして楽しんでいると目に入ったのが、宇宙船。
中に入って遊んでいて夜警にみつかる。で、逃げ回っているうちに、ロケット花火に火がつき、花火はテッド達を乗 せたまま夜空高く飛び上がってしまう。落ちたところは森の中、一件の家が見えた。
それは今は白髪となった老ガリバーの住まいであった。
ガリバーは老いたりといえ、未だに旅の夢を捨てていなかった。しかも、今度は宇宙のかなたにある青い希望の星を 目指して 宇宙旅行に出るのだという。テッドたちはぜひ一...
1968年の「肉弾」で自らの戦争体験の意味を問い直した岡本喜八監督が、100年前に時代をさかのぼって戊辰戦争を材にとり、同じ境遇に生きる若者の青春を描いた作品。師・マキノ雅広を思わせる軽妙なタッチながら、死と背中合わせの若者の心情を刻む。