老いた重雄と八重子は不倫関係にあった。温泉旅館でのスワッピンクを楽しみ、帰路に向かう道中、ふたりの乗っていた車は事故を起こし、重雄は他界してしまう。それがきっかけで、ふたりの家族は彼らの不倫を初めて知った。八重子の息子・大助は躊躇いながらも重雄の葬儀へと出かけるが、重雄の娘・千尋に非常識だと香典を突き返される。その後、大助が重雄達が車で撥ねてしまった山崎の入院先へ出向くと、そこには千尋もいた。山崎は千尋が持ってきた見舞いの果物を突き返した。その帰り道、千尋は大助に葬儀でのことを詫び、父達のビデオを見ないかと誘った。そこには、重雄と八重子が観光地で撮った映像、さらには情事を録画した映像が映っていた。そのうちに大助と千尋は心を通わせ…。
覗かれた人妻と覗いた青年のエロティックな関係を描いた“覗きエロス”の傑作。慎吾は名門大学の出身ながら就職もせず家庭教師をしている。大学進学を期に上京した妹の有香と二人暮らし。勉強ばかりで恋愛経験のない慎吾とは対照的に、有香は男との付き合いも盛んなようである。慎吾は好奇心から度々有香の着替えや入浴などを覗き見していたが…
妻を亡くし独り身の健太郎は、田舎で小さな映画館を営んでいた。ある日、アルバイトを募集すると鈴子という都会的な女性がやって来た。採用された彼女はすぐに映画館の看板娘のような存在になるが…。
「かぞくのくに」「夏の終り」などの作品でプロデューサーを務め、「アレノ」で自ら監督デビューを果たした越川道夫が、映画仲間とともに2011年に撮り上げたSFラブストーリー。東日本大震災直後の11年4月、節電のために暗くなった夜の渋谷の街で撮影された自主制作作品で、俳優たちの即興芝居を撮影し、各シーンの演技や撮り方を全員で話し合いながら決めていったことから、監督名義は個人ではなく「muttnik」というバンド名になっている。大地震の後で暗い街になった渋谷を舞台に、帰る場所をもたないデリヘル嬢のミリと産業廃棄物として捨てられたロボットが出会い、共に過ごす一夜を描いた。15年、「アレノ」公開にあわせたレイトショー企画で劇場初上映。
久しぶりに故郷に戻ってきたら、姉のケイ(堀口奈津美)は、相変わらずソープに務めながら、ヒモのヒロシ(吉岡睦雄)たちと楽しく暮らしている。
ギロチン社メンバーに廣川毅(新人)、吉岡睦雄ら若手を配し、佐野史郎、流山児祥、あがた森魚らベテランと、個性的 な演技で注目される川瀬陽太が...