暗闇から切り取られたおぞましき恐怖の断片
5人の気鋭監督が綴るガクブルJホラー短編集!
狂気の女たちが奈落の淵を彷徨い歩く…
『東海道四谷怪談』や『番町皿屋敷』など、日本人は江戸の昔から「恐怖」を娯楽として楽しんできた。人には喜怒哀楽という四つの情があるといわれているが、もう一つ「怖」という感情があることを昔の日本人は知っていたのかもしれない。恐怖を求める人々の気持ちは今も変わらず、ホラーというジャンルは今も根強い人気を誇っている。
本作は「心中エレジー」「楽園-流されて」などで多数の海外受賞歴をもつ亀井亨をはじめ、「性獣戦線」など多数のピンク映画の監督で知られる国沢実、2003年東京国際ファンタスティック映画祭600秒コンペでグランプリ受賞した「たがをり」の坂元啓二ら5人の映像作家たちが製作参加している。
江戸時代から二百年の時を経て、Jホラーブー...
「路地裏のコッペリウス」「フェルメールの憂鬱」といった作品を手がけてきた、かわさきひろゆき監督による忍者アクション。明智光秀がなぜ織田信長を討ったのかという歴史のミステリーを題材に、戦国の世を暗躍しながら生きるくノ一たちの姿を描く。武田信玄の命によって望月千代女に育てられたアズサら8人の女忍たち。信長の勢力拡大に危機感を抱いた千代女は、信長の密命で足利義昭への親書を渡そうとしていた光秀の暗殺をアズサらに命じる。しかし、アズサはその命令に背き、光秀に襲撃があることを事前に告げる。アズサの裏切りを知った千代女はアズサの過去を調べ上げ、アズサの父親が信長に全滅させられた石山本願寺の鉄砲衆の頭だったことを突き止める。