ラチ、クミコ、銀次は九州から上京してきた仲間だ。クミコはピンクサロンに勤め、銀次はスナックで皿を洗い、ラチはライブハウスでロックを歌っている。ロックのスーパースターを夢見るラチを、励ましながら暮すクミコと銀次。しかし、ラチは持ち前の一本気な性格のために思うように事は運ばず、バンドのメンバーやマネージャーとトラブルを繰り返し、見放されてしまう。三人が意気消沈しているとき、ある音楽事務所からレコーディングの話が転り込んだ。夢の実現に三人は小踊りして喜ぶが、音楽事務所にはもう一つの顔があった……。
しがない中年のロックンローラーYUYAは都知事選に立候補するもあえなく落選し、仕方なくニューヨークへ行くが旅先で知り合ったクルド人のミュージシャンに衝撃と感銘を受けたYUYAは帰国し、日本に紹介しようとかつての仲間だったNAKANEに売り込むが、以前とは違い今や大物になって業界を牛耳る存在にまでなった彼にはYUYAは目障りな存在でしかなく、かつての恋人アサミはクスリ漬けにされ、ヘロインを横流しさせてた。その事実を知ったYUYAは激しい怒りと失望を覚えるが・・・・。