14歳の桂木しのぶは、父親の転勤から家族と離れ、中・高・大を備えた女子学園の寄宿舎へ入ることになった。中等部の寄宿舎はクララ舎で、彼女は佐倉菊花、紺野蒔子と同室になる。入舎早々、三人は舎長より規則や習慣を聞かされ、朝から晩までがんじがらめの厳しさに唖然とする。トイレから入浴までが上級生絶対優先で、これを破ると番長格のドミナ玲子によるリンチが待っているという。さらに上級生が新入生に命ずる、調理室へ忍び込み全舎生45人分のドーナツッを作るというセレモニーがあった。三人はあまりの非近代性に、互いに怒りをぶちまけるものの、上級生のいびりに耐え切れず、遂にドーナッツ作りに励んだ。そして、作りあげた瞬間、舎生全員が拍手をして入ってき、「これであなた方は正式のメンバーです」と言われた三人は、安堵感に恩わず泣き出してしまう。それ以来、三人は寮生活に慣れていった。そん...
監督は河崎義祐。近藤真彦主演第2弾でたのきんスーパーヒットシリーズ第2弾。
昭和51(1976)年 東宝 1976 (昭51)年キネマ旬報ベストテン第29位)
ハワイに住む早坂恵美子は、ホテルチェーンの社長の息子国吉明と見合いをした。恵美子はまだ結婚を考えていなかったが、明と双方の両親は乗り気である。夏休み、恵美子は明にエスコートされ祖父の地日本を訪ねることになった。ある日一人の少年がナイフで恵美子に斬りかかる事件が起こったが、偶然通りかかった寺尾慎治が助けに入りことなきを得る。その少年は岸本宏といい、彼の姉まゆみは明の恋人だったが、最近明に捨てられたのだった。今までの明からは考えられない別の面を知った恵美子は悩む。恵美子は茅ヶ崎の“ドルフィン”という店に慎治を訪ねた。慎治は造船所の臨時工でWサーフィンに情熱を賭けていたが、時折陰のある表情を見せた。それは、以前、不注意からサーフィンの先輩黒崎を海で失っているからだった。慎治は黒崎の夢だったハワイのパンナム世界大会で優勝しようと練習に励んでいる。そんな彼を見...